普茶料理/京都(2)
京都2日目は、今回の旅の1番の目的である普茶料理を、宇治にある黄檗山萬福寺の斎堂(僧の食堂)にていただきました。
「普茶」とは、”普く多数の人にお茶を差し上げる”と言う意味で、お寺での行事について協議や打ち合わせの時に、茶礼という儀式を行い、その後の謝茶(慰労会)で出される中国風精進料理のこと。
隠元禅師が中国から伝えた精進料理で、三百数十年の伝統と風味、新鮮な素材、季節の野菜を使い、高タンパクで低カロリーな萬福寺ならではの料理です。
精進料理、それも中国から伝えられたものですので、これは勉強しなくては!と思ったのです。
萬福寺の建造物は、中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置です。
創建当初の姿そのままを今日に伝える寺院は、日本では他に例がなく、代表的な禅宗伽藍建築群として、主要建物23棟、回廊などが重要文化財に指定されています。
斎堂に向かう回廊には”魚ほん、魚鼓”とも呼ばれる日常の行事(朝と昼の食事と朝課の時)や儀式の刻限を報じる魚の形をした法器があります。
木魚の原型とも言われ、”この魚のように目を見開いて修行しなさい”との戒めの意味もあるそう。
大広間に着くと、4人一組で食卓が組まれていました。
やはり、大皿からの取り分け方式。
「笋羹(シュンカン)」
旬の根菜や乾物類の煮物などを大皿に盛り合わせたもの。
・大徳寺麩のレモン添え
・山芋のかまぼこ擬き
・黄檗豆腐
・よもぎ麩の揚げ煮など
「雲片(ウンペン)」
普茶料理に欠かせない野菜の葛煮。
”調理の際に出た野菜のへたをも余すことのないよう雲のかけらのごとく細切りにし、食材のすべてをいただくという佛道の極みともいえる一品”=マクロビオティックの精神と一緒!!
「油茲(ユジ)」
材料や衣に下味をつけて揚げ、そのまま食べる天ぷら。
野菜はもちろんのこと、菓子や餅、果物も使われています。
珍しかったのは、まるで陰陽のマークのような”巴饅頭”、梅干しの蜜煮、紅ショウガを揚げたもの。
でも、このたくさんの揚げ物で、ちょっと胃もたれ気味に。。。
「飯子(ハンツウ)」と「寿免(スメ)」
四季の野菜などを炊き込むご飯もの。
この時はグリーンピースご飯。
和食でいうおすましの寿免は、豆腐を裏ごしして作るから揚げが入っていました。

どちらも行堂(ヒンタン)に入れられています。





































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